昨日、東京(都内)は「桜満開」発表がありました
この3日ほど20℃超えの気温が続いたため
3分咲きくらいの桜が一気に満開となったようですね
今週末まで待っていたら、、、 散ってしまう
とうちゃんには悪いけれど
彼が出勤したあと一人で近隣の桜を追いかけに行ってきました
ブログ友Pさんが毎年紹介してくれる
千葉県市川市・弘法寺にあるという
伏姫桜と呼ばれる枝垂れ桜がどーしても見たくって…
満開でした
<補足>
弘法寺 千葉県市川市真間4-9-1
737年の建立らしいので、かなりの歴史ある寺のようです
伏姫桜は、推定樹齢約400年の枝垂れ桜
ここへ行くには、歩くか・自転車か・車か・電車か…
4者択一のうち、電車を選びふたつ隣りの駅で下車
京成電車・国府台駅から歩いて10分ほど
電車を選んだのは、弘法寺のあとついでに他所も回りたかったため
車や自転車は邪魔になると予測したからです
弘法寺を出てからは、里見公園をめざして歩きます
こんな桜並木を進んでいきました
ちょうど、近隣の奥さんがいたので
「桜並木が綺麗でいいですねぇ~」なんて声をかけたら
「でもねぇ~、後が大変なんですよー」というお返事
花びらが散る → 近隣総出でお掃除
花の後には毛虫がたくさん出る → 刺されたら大変っ
市川市から配布される殺虫剤だけでは
間に合わないくらいの毛虫被害があるそうです
>すみません、そんなご苦労も知らないで…
のんびりと桜を愛でながらの散歩をいたしました
この桜並木が終わったところに
里見公園の入り口があります
里見という地名から
南総里見八犬伝を連想できると思います
里見家の姫「伏姫」と因縁によって結ばれた8人の若者を
主人公とする長編伝奇小説
里見氏は実在の大名であるがため
「八犬伝で有名な里見氏」と語られることがあり
史実とフィクションが混同されることもあるようですね
公園の中も色とりどりのすみれが咲き
桜のピンクも青空のブルーに美しく映え
ほんとに花見日和です
ベンチでお弁当を広げているご夫婦あり
犬や小さいお子さんなど、走り回っている姿あり
地元の方々の憩いの場のようです
しかし、きょうは「おひとり様」なので
ここは単なる通過点
この公園の裏はもう江戸川
川に出て川沿いを歩くこと約30分
西蓮寺というお寺の境内の一隅に建てられている
野菊の墓の碑を見に行きます
松戸市の矢切を舞台とし、清純な愛を描いた
伊藤左千夫の小説「野菊の墓」
1906年(明治39年)に「ホトトギス」に発表されたそうですが
100年が過ぎた今、この小説を懐かしむ方はいらっしゃるかな?
テレビ・映画化もされており
(私の世代では)山口百恵さんとか松田聖子さんが
ヒロイン・民子の役を演じましたね
Wikipediaによると
古くは池田秀一さんとか、二木てるみさんとか沢村貞子さんなど
出演されてたようです
池田秀一さんといえば、今 NHK大河ドラマで
ナレーションを担当されている方? かな
近くにこんな名所があることをずーーっと前から知りながら
「いつでも行ける」安心感からか
まだ行ったことがなく、やっと重い腰をあげました
野菊の墓の文学碑を見たあとは
一路、自宅に向けて歩きます
川向こうに自宅があります
その江戸川を泳いで渡るには・・・ まだ寒い
>あっ、アタシ 泳げませんの
・
・
ここ矢切には渡し舟があります
風流です
川の流れだけでなく、時間ものんびりと流れています
この渡しは400年も前からあったそうですよ
片道200円です
3年前に乗った時は確か100円だったと思います
50円の時もあったんだよなぁ~って
乗り合わせたオジサンが言ってましたが…
>そんな時代は多分まだ東京にヨメにきてはなかったナ
約5分で向かい岸に着きます
着いたところは、東京都葛飾区柴又
そう、柴又帝釈天の裏あたりに着くのです
ここまで来ると普段からの散歩コース
見慣れた景色をながめながら
約3時間の近隣の桜鑑賞の散歩でした
(歩数は18000ほどでした)
きょうもとってもいい天気
桜は待ってくれないよー、桜前線北上す